昔の家ごはん
 
昔の家ごはん>ジャムのレシピ

ジャムのレシピ

ジャム

ジャムの材料は、あらゆる果物、野菜、花(バラ、桜など)、野草など口にできる植物なら、ほとんどジャムになります。
市販のものと違って、糖分を加減できるので、肥満が気になる場合は甘味を抑えることができます。

材料の選び方

第1に新鮮で、熟し過ぎていないものを選びましょう。
果物や野菜は、新鮮なものほどペクチンを多く含んでいるので、最もジャムに適しています。
逆に熟しすぎたものや未成熟のものは、ペクチンが少ないのでゼリー状になりにくいうえに風味も落ちます。
なお、酸味の少ない材料には、レモンや夏みかんの汁を加えると味が引き締まります。
砂糖は上白糖かグラニュー糖が合います。砂糖の標準量は、材料の重量の60~80%ですが、好みに合わせて加減します。

ジャムは酸が出やすいので、酸化しにくいホウロウ製や耐熱ガラス、ステンレス製などの鍋が理想的です。 金属製のものは、煮込んでいるうちにジャムの色がくすむので避けましょう。
また、アクをすくう杓子も木製かステンレス製のものがいいでしょう。

保存容器

小さいビンを煮沸消毒(5分間程)して使います。 必ず水から入れて煮沸します。(熱湯に急に入れるとガラス瓶が割れる危険性があります。)
出来立て熱々のジャムを煮沸消毒したビンの口から約1.5cm下あたりまで詰め、すぐにフタを締めます。 温度変化でビンが割れないように必ず熱いビンに入れます。

保存方法

容器に詰めたジャムをすぐに沸騰した蒸し器に入れ、5分間加熱させてます。
そのまま4~5分おいてあら熱をとり、流水で冷やしてから冷暗所に保存します。
長期間保存する場合は、作る時に砂糖の量を多くして煮ます。 糖分を抑えて保存するときは、小ぶりの密閉容器に小分けして入れ、冷凍保存するといいでしょう。