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梅のレシピ
梅
東アジア温帯原産、バラ科。
梅には、「クエン酸」「ピルビン酸」が豊富に含まれます。
梅に含まれるクエン酸は、乳酸の過剰な生産を抑え、排泄させる働きがあり、
エネルギー代謝を円滑にし、疲労回復に役立ちます。
また、ピルビン酸は、肝機能を高める働きがあり、梅には解毒作用があることが昔から知られています。
梅には、他に殺菌作用もあり、お弁当に梅干をひとつ入れておくと腐敗防止になることはよく知られています。
さらに梅には、優れた健胃作用もあり、腸の抗菌、滅菌に役立ち、消炎、収れん、下痢止めなどの整腸効果があるようです。
民間療法
梅の持つ成分を活用した民間療法。試してみてはいかがでしょうか。
<風邪>
・大粒の梅干し5個と刻んだしょうが30g、少量の黒砂糖を合わせ、煮詰めたものを食べる。
・梅干しの黒焼き(アルミ箔に包み、直火で周囲が黒くなるまで焼く。)を粉末にし、
おろししょうが少量を加え、熱湯を注いで飲む。
<胃もたれ・胸やけ>
梅肉エキス3gをお湯に溶かして飲む。
<胃腸の痛み>
番茶に梅干しを入れてくずして飲む。
<便秘>
梅肉エキスを常用する。
<口内炎>
梅干しの黒焼きの粉末を口に含む。
<二日酔い>
・梅干しを2~3個そのまま食べる。
・梅肉を番茶に入れくずしながら、飲む。
<二日酔い・悪酔いの予防>
梅肉エキスを3~5g飲んでおく。