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酢のレシピ

きゅうりと青じそのピクルス

きゅうり

インド北部の原産。ウリ科の1年生ツル植物。
ウリ科の植物には、カリウムなどの利尿作用の強力な成分が含まれています。
ですから、利尿の必要な病気である高血圧、心臓病、腎臓病、肥満症などに効果があります。
ただし、キュウリは、体を冷やす涼・寒性の食品です。
冷え性の人にはかえって逆効果になることがありますので、冷え性の人はぬか味噌漬けや浅漬けなど、 塩を加えて食べる工夫が必要です。
体を冷やすので、ほてり、暑気あたり、日焼け、やけどに用いると効果があります。
栄養素は、ビタミンC、カリウム以外では、皮膚や毛髪の健康に欠かせない成分であるケイ素が多く含まれています。

しそ

中国、ビルマ、ヒマラヤ原産のシソ科。
シソは、ベータカロチン、ビタミンB1・B2・C、鉄、カルシウム、リンなどのミネラル、 クロロフィルなどを多く含む緑黄色野菜です。
シソの成分は、独特の香りの成分であるペリルアルデヒドで、防腐作用があり 、魚やカニの中毒に対して解毒剤として用いられます。
また、発汗、利尿、鎮咳、去痰作用もあるので、風邪にも効果です。
シソには、神経を落ち着かせる作用もあり、ノイローゼやうつ病、 自律神経失調症に使われる漢方薬の主成分にもなっています。
そのほか、ペリルアルデヒドの効能を持つシソは、 気管支喘息、風邪、発熱、頭痛、咳止め、胃弱、うつなどの漢方薬の成分としても使われます。
また、シソには、リノール酸やアルファリノレン酸などの不飽和脂肪酸が含まれていて、脳卒中や動脈硬化の予防、 免疫力増強に効果のあることが明らかにされてきました。
さらに赤ジソの色素には、強力な抗酸化作用があり、万病の予防に役立ちます。

きゅうりと青じそのピクルス

材料

きゅうり 6本
青ジソ 20枚
穂ジソ(あれば) 10本
みりん 3/4カップ
米酢 1カップと1/4
酒 1/4カップ
薄口しょうゆ 大さじ2
昆布(3cm角) 1枚
赤とうがらし 2本

作り方

① バットに粗塩50gを4カップの水で溶かし、その中に水でよく洗いったきゅうりを入れ、皿で重石をして一晩おく。
② 鍋(酸に強いもの)にみりん、米酢、酒、薄口しょうゆ、昆布、赤唐辛子を入れ、一煮立ちさせ、冷ます。
③ 消毒した保存ビンに①を水気をきってを入れ、②を注ぎ入れる。
④ 常温で2ヶ月くらいは保存可能。


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