昔の家ごはん＞健康食のレシピ～豆腐
健康食のレシピ
豆腐
豆腐の手作りは、意外に簡単です。「家庭の味」大豆の香りがなんともいえない味わいです。
材料
（約２丁分）大豆１カップ、水１０カップ、天然にがり液（にがり１５０ｇを水３００ｃｃで溶かしたもの）２５ｃｃ
作り方
① 大豆はゴミやくず豆を除いて水洗いし、ボウルに大豆の３倍以上の水を加え、夏なら８時間、冬なら１５時間つけておく。
② 大豆の水をよくきって、ミキサーに入れ、同量の水を加えて、呉汁を作る。
③ 深鍋に水（１０カップから、つけるときに使った水とミキサーに入れた水を差し引いた量）を入れ、
煮立ったら②の呉汁を加える。
④ ふきこぼれないように火を弱め、鍋底に呉汁がくっつかないように混ぜながら、約１５分煮る。
⑤ ④をふきんでこし、豆乳を絞り出す。
⑥ ⑤の豆乳を火にかけ、７０℃になったら火を止めてにがりの２/1量を入れ、木じゃくしで鍋底から大きくゆっくりかき混ぜる。
４～５分して残りのにがりを少しづつ加え、澄んだ上澄み液が表面に出てきたら、にがりはその後加えない。
⑦ 穴あき箱に布を二重にして敷き、熱いうちに⑥を玉じゃくしですくって手早く入れる。
⑧ 表面を軽く押さえ平らにし、ガーゼかふきんで包む。形が整うまで７～８分おく。
⑨ 形が整ったら、水の中で箱から取り出し、しばらく水の中に放す。
⑩ 豆腐が完全に冷めたら、適宜の大きさに切っていただく。
ポイント
・天然のにがりは、少量を水に溶いたときはダマになりやすいので、１５０ｇを３００ｃｃの水で溶かす。
残りの溶液はビンに入れて保存しておけば半年は持ちます。
・道具は、水分が抜け出ればいいので、ザルや穴あき箱などが重宝です。また、道具類は必ず熱湯消毒しておきます。