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健康食のレシピ

納豆

納豆の作り方は、昔は、大豆を柔らかく煮て、ワラに包み、室に入れて保温しながら、 ワラに納豆菌を繁殖させて作っていたのですが、現在では、培養した納豆菌を蒸し、 大豆にふりかけて作る衛生的な製法になっています。

材料

大豆2カップ、市販の納豆半パック、ワラ少々

作り方

① 大豆はゴミやくず豆を除いて洗い、2倍の水に一晩つける。
② 圧力鍋に大豆を入れ、2倍量の水を入れて、沸騰して弱火にしてから、5分間煮て、15分間蒸らす。(圧力鍋により加減)
③ ザルにとって水気をきり、ボウルに入れて40度までさます。
④ 市販の納豆を加え、豆と納豆が平均になるように混ぜる。
⑤ 木箱にワラや経木を敷いて大豆をのせる。
⑥ ⑤の箱をバスタオルや毛布などでくるんで、40度を保つようにして24時間おく。(夏は室温、冬は湯たんぽなどで保温)
⑦ 納豆の香りが漂ってきたら出来上がり。

ポイント

・納豆菌は好気性菌なので、容器には少し通気性を持たせましょう。
・納豆菌が繁殖する適温は40度前後です。50度以上では生育できず、30度以下では生育がストップしてしまいます。
・80%の湿り気を好みます。
・雑菌がつかないように、容器は清潔なものを使いましょう。


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