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漬け物レシピ

浅漬け
少なめの塩加減で短時間で漬けたものが即席漬けです。 即席漬けには、サッと混ぜてサラダ感覚で作れるものから、重石をして数日おくものがあります。 何より手軽で、簡単にできるのがうれしい。
塩もみして水分をよく抜くことによって素材の持つ甘味や香りが引き出され、歯ごたえもよくなります。

浅漬け

器具

重石
重さが均等にかかるように底が平らなもの。
簡易漬物容器
漬ける量によってネジで中ブタの圧力を調節して重石をかけます。
密閉容器
重石を使わず長く漬けたり、そのまま長期間保存したい場合はガラス製の密閉容器が適しています。

基本材料


漬物に使う塩は、純度の高い精製塩よりも「にがり」の成分が含まれている自然塩の方がコクがあり、 まろやかな味に仕上がります。
素材と塩の割合は、2%が基本。しかし、扱う素材や気温によって多少異なります。 水分を多く含む素材を漬ける時や、夏場など気温の高い時、保存期間を長くしたいときなどは1~2%増やしましょう。

香味野菜と香辛料

赤唐辛子
ピリッとした辛味が野菜の旨味を引き出します。長時間漬け込む場合には虫の発生を防ぐ役割もあります。
昆布
昆布の旨味が溶け込んで、まろやかな漬物になります。
ゆず
ハクサイやかぶなどの淡白な味の野菜を漬ける時に、風味が増します。
青ジソ
長時間漬けておくと色も風味も悪くなるので注意しましょう。いただく直前にあえると良いでしょう。
しょうが
千切りにしたダイコンやキャベツの漬物によくあいます。特有の辛味が味を引き締めます。
レモン
さっぱりとしたサラダ感覚の漬物に塩分を控えたいとき、レモンの酸味を利用します。
にんにく・ローリエ
洋風の漬物に風味を加えます。ローリエはそのままか半分に切って、ニンニクは包丁の腹をあて、 上から押さえてつぶし、香りを出して使います。

おいしさのポイント

1.素材は新鮮なものを使う
2.大きさはそろえて切る
3.押しブタをしてから重石をのせる。
4.重石は材料の3~4倍が目安。
5.漬け汁は充分用意する。



 
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